先輩の言葉と言えば ⁄ 2026年7月17日 金曜日
“思っていた(計算)結果が出たときは、
気を付けた方がいいよ。
たいてい間違っているからね。”
ボクが自分で作ったプログラムで
修士論文を書くための数値計算を始めた頃に
2年先輩の博士課程の大学院生に
かけてもらった言葉です。
実際、そういうことは、よく起きます。
思っていた結果が出たときこそ、
あの手この手で入念な確認は欠かせません。
言ってくれたご本人は忘れてしまったかも
しれませんけれど、
ボクは今でも事あるごとに思い出しては、
戒めとしております。
研究不正に注目が集まる昨今に限らず、
自分の出した答えについて、
間違っているかも!
という視点は常に持っていたいもので
ございます。
大学院時代から歳月がだいぶ経って、別のかなり上の先輩研究者が口癖にしていた言葉が、「休み休みで元気よく」。
恰幅がよくて、いつもニコニコしているオジサマだった。
年齢を重ねて、体の不調が出やすくなる中、ご自分を鼓舞していらしたのだろう。
その言葉をアキが気に入った。色紙にその方に書いていただき、額縁に入れて、長いこと自宅の部屋に掲げていた。自分でもよく口にしていた。
これからの過ごしにくい時期を乗り切るためにも、思い出したい言葉だ。
と書いてきたところで、その研究者の方の消息を調べたところ、今年の2月にご逝去されていたことがわかった。
池田清美さん、ご冥福をお祈りいたします。大変お世話になりました。
前の引っ越しで段ボール箱にしまいこんだままの色紙に、また会いたくなった。