オーダーメイドの雨合羽 ⁄ 2026年10月16日 金曜日
ひどく暑い日が続いている時の合間に、
雨が降って涼しくなるのは本当に助かります。
そんな雨は大歓迎ですが、それ以外の時の
雨の日に外出しなくてはならなくなると、
ちと面倒です。
ボクは普段から電動車いすを使って
生活していますので、尚更でございます。
もちろん、手立てがないわけではありません。
オーダーメイドの“雨合羽”を着て、
雨の中を電動車いすでぶっ飛ばして行くのです。
“雨合羽”の商品名は、
「車椅子用レィンウェア」
作って下さったのは、
グループカーム(藤沢市)です。
大雨でもあまり濡れずに外出できるので、
とても助かっています。
ただ、雨合羽に難点がないわけでは
ありません。それは、お片付け。
ハンガーに吊るして乾かして
介助の方に頼んで畳んでもらうのも、
それなりに手順を伝える必要もあったりして、
決して楽ではありません。
雨をしっかり防いでくれて、
ささっと片づけられる雨具があったらいいなあ、
としばしば考えます。
とは言え、
大雨でしたらそんな手間も納得できてしまうのですが、
小雨だったり、あるいは目的地に到着する前に
からりと晴れ上がってしまったりしますと、
何とも言いようのない損した気持ちに
なってしまいます。
まだまだボクは小者です。
そのような事態を未然に防ぐためには
大きな傘が重宝します。
まあ、これについてはまたの機会に。
雨、雨、雨だった先月。
思い出すのは、あつらえた雨合羽、「車椅子用レインウェア」 。
このレインウェアのポイントは、レインハットとマントと足カバーが別々になっていて、それぞれがしっかりカバーしていること、電動車いすの操作盤の部分を透明にしていること、マントが車いすの後ろのリュックまで覆っていること。
雨具を作ってくれたグループカームは、「企業とボランティアの間を埋める形」(代表・小澤洋子さんの著書より)で活動をしていた。
高齢や障害で市販の衣服が合わない人のために、衣服を中心に作ったり、作り替えたりされた。ある程度の費用はかかるが、でも利益優先でないやり方だった。
代表の小澤さんが精力的に動かれていて、わたしたちは新聞記事か何かでその活動を知った。自宅から勤務先が少し遠くなり、雨具が必要になっていた。1998年頃のこと、電話をしたら、小澤さんは、藤沢市から、板橋区のわたしどもの当時の自宅まで電車で来てくださり、丁寧に話を聞いて、制作に取り入れてくれた。
団体は30年以上続いていたが、コロナ禍で活動がしづらくなり、メンバーの高齢化もあり、残念ながら今はもうない。
現在では、特別仕様の雨具をはじめ衣類を扱う企業も現れ、インターネットで購入できるようになっている。
車いす利用者の雨具の需要は多いのに、費用が余分にかかりがち。
そこで、自治体による生活支援というのがある。「日常生活用具の給付」に「車いす用レインコート」が加わっているところもある。この制度の品目は自治体によって違うのだが。
特製の雨合羽は雨から身を守ってくれたが、アキが嘆いているように、片付けに手間がかかってしまう。
その解決策になるのは、もっと大きな雨具。それは車だった。うちに車はないけれど。